ついに部長が社長の誕生日プレゼント代を徴収しにやってきました。今回はその結果報告をしていきます。
「断れない>_<」ってあなたにとって、少しでも踏み出す勇気につながれば幸いです。
前回の記事はこちら。
プレゼント代を断ると案の定発狂。よろしい、ならば…!
私のところへやってきた部長はしれっとした顔で開口一番言いました。
「聞いてると思うけど、今月社長の誕生日があるからさ、お金集めてるんだよね。
てことで、3000円(手を差し出す)」
こ、こいつッ!数百万円の損失を出しておきながら、なんの臆面もなく金を要求してきやがるッ!
しかも支払うのが当然の態度、だと…⁉︎
「ここまでくると、もう褒めるしかないよね…」と脳内で康一くんの声がしました。
何を言ってもこの人には届かないだろうな…という絶望感が私を襲いましたが、ここでひくわけにはいかないッ!もう我慢するのはやめたんだッッ!!!
「…嫌です。」
「は?」
「プレゼント代、お支払いしたくありません。」
「お前普段お世話になってて仕事ももらって給料も払ってもらってるのにそれをプレゼント代出したくないとかくぁwせふじこlp;@!!!!」
案の定発狂されました。めっちゃ早口でいろいろ言われて、後半謎すぎて理解不能理解不能。
どんなにごねられようと発狂されようと絶対断ろうと思っていたので、精神的ダメージはなかったんですが、ここでひとつ誤算がありました。
このタイミングで、お客様がいらっしゃったのです。
普通ならここで言い争い(?)をやめて席を外すかお客様に対応するところですが、うちの部長は普通じゃあないので全然対応もしないし、帰る気配もさらさらありません。空気読むってご存知?(ゴゴゴゴゴ
とりあえず部長は放置してお客様に対応しました。雰囲気最悪でお迎えすることになって、本当に申し訳なかったです…。
そして戻ってみると、仁王立ちでガン飛ばしてる部長が待ち構えてました。ずっとその姿勢で待ってたの?ひまなの?
私がお金を出すまで絶対帰らなさそうだったので、致し方なく涙をのんで3000円をお支払いすることにしました…。
しかしッ!負けっぱなしで終わってたまるかッッッ!!!
ってことで、条件を全てのんでもらった上でプレゼント代をお支払いすることにしました。提示した条件は3つ。
- 詳細な会計報告をすること
- 余剰金は即刻返金すること
- 会計報告は書面にして全員に提出すること
これをお伝えしたところ、部長はキレ気味に「いいよ、やればいいんでしょ。領収書貼り付けてやってやるよ」とお返事頂きました。
このときの音声は、もちろん録音してあります。
というかね、会計報告してくれって言われて「いいよ」ってなんやねん。
「気がきかなくてすみません」だろうがこのッ
…いや、やめておきます。これは会計報告しにきたときに、また改めて直接伝えることにしましょう。
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決戦を終えて
終えて、と言いつつ、会計報告という延長戦が決定したわけですが、とにかく今回の件で感じたのは、これです。
自分が責められてる側で、明らかに非があるのわかってるのに、オラついた態度で「やればいいんでしょ、やれば」って言えるメンタルしゅごい。
— Jolyne@ジョジョブロガー (@Jolyne40536) 2017年12月13日
「鈍感力」とか流行りましたが、部長はそれを体現しておられますね。
いやーすごいっす。
ま、それはさておき。今回のことに際して
「嫌な人や嫌なことと争って、何のいいことがあるの?」
ということを直属の上司に言われました。
「負けるが勝ち、じゃあだめなのかい?」と。
これは、つい我慢しちゃう人が自問自答の段階で必ず思うことでしょう。実際私もかなり考えました。
いつも通り我慢していれば、嫌なのは一瞬で済むんじゃあないの?
こんなこと伝えても相手は変わらない…
私のほうがおかしいのかも…
価値観の違いを認めろって思うなら、私のほうこそ会社側の価値観を受け入れるべきなのでは…
悩みに悩んで、ひとつの結論に至りました。
それは、結局のところ、「ありたい自分でいるため」に尽きます。
たくさん悩んだけど、おかしいと思うこと・嫌だと思うことを我慢して、あとで陰でぐちぐち言うような人間でいたくなかったんです。
我慢しないことによって当然不利益もこうむります。今回で言うと職を失うわけですから、大きな不利益です。でも、我慢するくせに文句をいう私の姿は、不利益をこうむること以上に嫌だと感じました。
もちろん、争いたいわけじゃあないですよ 。できるなら平穏に暮らしていたいです。
でも、いろんなことを耐えて耐えてここまできて、「我慢してよかった!」と思うことってほとんどないな、と。苦しかったな、よく耐えたなという記憶ばかりが残っています。
我慢しても我慢しなくても、たいして良いことは起こらないんですよね。
それなら、必要以上に我慢しないで
「これが私!私はこれでいいの!」
って言えるような生き方をしたほうが、精神衛生上良いように思うんです。
限られた人生のなかで、出来るなら心地よい付き合いをしてきたくありませんか?少なくとも私は、自分と合う人と心地よく生きていたいです。
ありたい自分でいるためには、リスクがあります。
リスクと自分の気持ちとを天秤にかけたときに、どちらに天秤が傾くかによって、どう行動するかを決めるしかこれといった決め方はないんでしょう。そもそもこの決め方も、正解かどうかはわかりません。
でも、自分の嫌なことを我慢するのをやめた今の私は、新しいパンツをはいたばかりの正月元旦の朝のよーに、スゲーッ爽やかな気分です。
年明け後の3月には、私は職を失います。私はこれから起こることに、後悔はありません。お金を得る方法は考えなくてはなりませんが、嫌なことを我慢しない私でいられることをとても心地よく感じています。
我慢してしまうあなたに、我慢するのをやめた私が言えることは、心の負担が少ないほうを選んでくださいということだけですね。あなたにとっての正解は、あなたが一番よくわかるはずですから。
どちらを選ぶにせよ、大切なのは行動することです。何でもいいから、一歩踏み出すことです。行動することで、あなたのなかで何かが動き出すはず。
一歩目は怖いですが、一歩踏み出して初めてあなたの人生は動き出す…今の私があなたへ贈ることができるたったひとつの言葉です。
(2018.4.16追記)
いろいろ悩んだり不安だったりしましたが、無事ブラック企業から脱獄できました!
to be continued➸