「退職して失業保険をもらいたいんやけど、どうやってやんの?」
というあなたのために、書類提出から実際に失業保険をもらうまでの流れを解説します。
初めて退職するとわからないことだらけで、情報だけ見ても不安ですよね。
この記事では、あなたが手続きするときのイメージがしやすいように、実際の離職票等を写真でお見せします!
流れがイメージできれば、そんなに難しい手続きじゃあないので安心できますよ。
- まずは離職票を記入
- 必要書類をもってハローワークへ
- 雇用保険受給窓口に書類を提出
- 書類提出の7日後、再びハローワークへ
- ハローワークで失業保険の講習を受ける
- ハローワークで失業認定を受ける
- 失業保険のもらい方まとめ
まずは離職票を記入
離職票は…『2枚』あった…ッ!
というわけで、2枚の離職票が社会保険庁から届きます。
記入したり、番号にマルをつけたりするのは「離職票1(1枚目の写真のもの)」だけです。書くことは
- マイナンバー
- 離職理由
- 署名
- 銀行口座番号
くらいで、他には特にありません。
必要書類をもってハローワークへ
離職票の記入が出来たら、ハローワークへ向かいます。
と、その前に!
以下のものを必ず用意しておいてください。
- マイナンバーがわかるもの(通知カードや免許証等)
- 証明写真2枚(タテ ヨコ
これがないと手続きが出来ないので、忘れずに持っていきましょうね。
用意できたら、離職票と一緒にハローワークへ持って行きます。
雇用保険受給窓口に書類を提出
ハローワークは意外と窓口が多くて、初めて行くと戸惑います。
失業保険の担当窓口は、たいてい『雇用保険受給』という名前になっているので探してみてください。
それでもよくわかんないときは、おとなしく総合受付で聞きましょう。
雇用保険受給窓口に行くと発券機があるので、そこで券を出して順番を待ちます。
郵便局や病院の受付に近いですね。
番号で呼ばれるので、順番が来たら該当のブースで書類提出です。
この窓口で、退職理由の確認や失業保険のシステムの説明を受けます。
書類提出の7日後、再びハローワークへ
初めて失業保険の申請書類を出した日から7日間、労働をしないようハローワークの方から言われます。
(この期間を『待機期間』といいます。)
失業状態にあることを確認するのが目的なんだとか。
きっかり7日後に、再びハローワークへ行きます。これで『失業状態の確認』は完了。謎システムです。
再びハローワークへ行ってから、本格的に失業保険をもらうための行動が始まります。
自己都合で退職した場合
ちなみに、自己都合で退職した場合、最初に申請書類を出した日から3ヶ月は失業保険をもらえません。
3ヶ月無収入はマジでかなりの痛手…。
仕事を辞める際は、最低3ヶ月は無収入でも生活できるように貯金しておくのを強くおすすめします。
ハローワークで失業保険の講習を受ける
待機期間の後、ハローワークから失業保険についての講習を受けるよう言われます。
指定の日時にハローワークへ行きましょう。
講習は午前中に行われることが多いので、退職してから昼夜逆転の生活をしてるとつらいですよ笑
講習は、
- 失業保険のシステムを説明したビデオを見る
- 書類の書き方などの説明
- 転職活動にまつわるセミナーの案内
といった内容です。
この講習を受けることで、就職活動のひとつとカウントされます。
失業保険をもらうには就活してる実績が必要
『失業認定』の話にもつながりますが、失業保険をもらうには、条件があります。
4週間で2回以上の積極的な就職活動を行なっていることという条件です。
具体的には、
- 求人に応募した
- セミナー・講習・説明会に参加した
- 就職についてハローワークで相談した
- 資格試験を受けた
などが、「積極的な就職活動」にあたります。
これらを4週間のうち2回以上行うことで、失業保険をもらう資格を保つって感じです。
ちなみに、積極的な就職活動をハローワークに認定されないと、失業保険が止まってしまうので注意しましょう。
ハローワークで失業認定を受ける
講習を受けた後、またハローワークへ行って『失業認定』を受けます。
失業認定とは、
- 就職する意思がある
- 積極的に就職活動を行なっている
- 就職が決まっていない
- すぐにでも就職できる状態である
のを全て満たしている(=失業状態)と、ハローワークが認定することを言います。
指定された認定日にハローワークに行かないと、失業認定がされずに失業保険が止まってしまうので、必ず行きましょう。
どうしても行けない、日程を変えたいというときは、あらかじめハローワークに連絡するのを忘れずに。
最初の失業認定が終わったら、次の認定日までに就職活動を行います。こうして失業認定を繰り返し受けることで、期間中失業保険をもらえます。
失業保険をもらえる期間や金額は、働いてきた年数や年齢によって違うので、しっかり説明を聞いて確認しておいてください。
失業保険のもらい方まとめ
ここまで、失業保険のもらい方の流れを説明してきました。
失業保険のもらい方は
- 離職票を記入
- ハローワークの雇用保険受給窓口に書類を提出
- 7日後に再びハローワークへ行く
- 失業保険の講習を受ける
- 失業認定を受ける
というものでしたね。
失業保険をもらうには、就職活動をしているという実績が必要です。
ニートできるほどの金額ももらえないので、どのみち働かなきゃいけません。
あなたが自己都合で退職した場合、できるだけ早くハローワークで失業保険の手続きをしてください。
退職して日が経ってから手続きすると、そのぶんだけ失業保険をもらえるのが遅れます。
失業保険の手続きはささっとやってしまって、次の仕事を探しましょう!
【他の手続きは済んでますか?】
to be continued➸