シュールギャグを極めすぎてスタイリッシュにまでなってしまった『坂本ですが』。
まさかの4巻で完結してしまって寂しい思いをしてました。
佐野先生ロスをうめてくれる最新作!これは期待大!
さっそく読むぜぇええ!!!
・ ・ ・ 。
1話を読んですぐ確信しました。
【朗報】『坂本ですが』の作者の最新作、またしてもヤバい
この佐野菜見先生ワールドの魅力を、少しでもお届けできたら恐悦至極…
『ミギとダリ』あらすじ
アメリカをモデルにして神戸につくられた街オリゴン村で、老夫婦が養子を迎えた。
養子に迎えられた"秘鳥(ひとり)"という名前の少年は、実は"ミギ"と"ダリ"という名の双子だった。双子であることを隠しながら生活する彼らには、何か目的があるようで…
なんだか、アゴタ・クリストフの『悪童日記』を思わせる設定です。
まあ、正直設定だけなら「ほーんええやん」程度なんですけど、あなどっちゃあいけません。
マンガのコマを見てもらえれば『ミギとダリ』のヤバさをおわかりいただけるはず!
以下に特にくせのつよいシーンをピックアップしました。
とにかくもうくせがつよい『ミギとダリ』の名場面集
ここで私がぐだぐだ語るより、実際に見てもらったほうがはやいです。
くせのつよいギャグ(?)シーン、たっぷり味わってみてください。
『ミギとダリ』のくせがつよいシーン①食事中の入れ替わり
ママにバレないように、食事を交代するふたりのシーンがあるんですけど、その入れ代わり方がこちら👇
バレへんようにする言うても、もっとやり方あるやろwwww
身体どうなってんのwww
この感じが佐野先生式なんです。
『ミギとダリ』のくせがつよいシーン②肩たたきされるパパ
"秘鳥"に肩たたきをしてもらって、喜びいっぱいのパパのセリフ👇
「門外不出」とか、日常で使わへんワードトップ10に入るわ。
だんだんわかってきましたか?この感じ。
『ミギとダリ』のくせがつよいシーン③初めてのチェリーパイ
一緒にチェリーパイをつくって、"秘鳥"の編んだパイを見たママの感想がこちら👇
このセリフ読んでマンガの購入を決めました。
『坂本ですが?』でもそうだったんですけど、主人公だけがヤバイと思わせて、実は全員くせ強い感じがたまらなく好き。
『ミギとダリ』のくせつよいシーン④双子川柳
パパがこっそりつくっていた川柳を見つけた双子の反応👇
「パンッ」じゃねーわwwww
なにげに対抗してくるこの感じよ。
くせがつよすぎるけど『ミギとダリ』読んでほしい!
いかがでしたかね…『ミギとダリ』
アンケートも佐野先生がふつうのひとじゃあないことが隠せてません。
ね、ヤバイでしょwww
正直かなり人を選ぶタイプのマンガやと思います。おもんないひとには全然ハマらないでしょう…。
でも、ここまで読んでくれたってことは、ちょびっとでも気になってきたってことですよね笑
くせがつよくてぶっ飛んでるけど、それだけじゃあないおもしろさもあります。今まででひとつでも笑えるコマがあったなら、お試し気分で読んでみてほしいです。
2018.9追記
ついに第二巻発売!
シュールさは相変わらずですけど、ちょっとサスペンスホラーな感じも出てきました 。
やろう、おもしろくなってきたぜ…ッ!
【『ミギとダリ』みたいなマンガが好きならこちらもおすすめ】
to be contined➸