「もう無理…」
「すぐにでも逃げ出したい…」
「いつまで頑張ればいいの、もう限界…!」
そんなつらい仕事から抜け出すなんて、実は簡単なんですよ。
そうは言ってもなかなか辞められない
と思ってますよね?私もそう思ってました。
でも、5つの準備をしっかり行ったことで、実際にブラック企業を退職することができたんです。
あなたがブラック企業から自由になるために、私が実際に行った「仕事を辞めるための準備」を紹介しますね。
ブラックな仕事を辞めるための5つの準備
本来なら、仕事を辞める準備と転職活動を同時に行うのが理想的。でも、時間にも気力にも余裕がなくて、なかなか難しいですよね…。
なので、転職活動はいったん置いといて、「いつでも辞められる状態にする」ことを優先した準備をしていきます。
資金を確認する
仕事を辞めたい、と思ったとき一番心配なのがお金の問題ですよね。
失業保険を申請すれば、現在の給料の5〜8割を受け取ることができます。ただし、自分から退職した場合だと失業保険は3ヶ月はもらえないので注意!
3ヶ月以内に転職するつもりなら、失業保険を申請しないというのもアリですね。まあ、半年~1年かければ転職できるでしょう。
それを考えると、最低6ヶ月~1年生活できるだけのお金があれば十分です。
苦しいと感じるならもっと家賃の安いところへ引っ越したり、節約生活したりできるし大丈夫。健康な心身のほうが大事です。
最低限のお金だけ、用意しておきましょう。
退職願/退職届を書く
退職希望日の2週間前に退職の意思を会社に伝えておけば、仕事を辞めることはできます。でも、そういう辞め方をすると、あなたの転職に不利に働く場合も…。
できればスムーズに、揉めずに辞めたいですよね。
そのためにも、やっぱり退職願・退職届は必須。というわけで、タイミングを見て提出するとして、書くだけ書いておきましょう。
ちなみに、
退職願とは
「お願いやから辞めさせてください〜」と会社に伝えるもの。これを出すと、退職日などが話し合いで決まる。後から取り消し可能。
会社に退職の意思を伝えるのが初めてなら、退職願を出すのが通例。
退職届とは
「辞めさせてもらうわ」という最後の切り札。取り消しは出来ない。
こちら(労働者)の「辞める」という決定を知らせるものなので、話し合いの後に出すことが多い。
なかなか辞めさせてくれない場合は、いきなり退職届を出して強行突破しても良い。
退職願・退職届に書くこと※実際の写真有
どちらを書く場合にも、書くことは基本的に同じ。
- 退職の理由(実際がどうあれ、「一身上の都合により」と書く)
- 退職希望日(退職届なら「退職日」)
- 社長(取締役)の氏名と自分の氏名・捺印
これだけです。ね?簡単でしょ?
ちなみに、こちらが私が実際にだした退職届です👇
退職希望日だけ空欄にしておいて、他の項目を全て書いたものを用意しておきましょう。
そうすれば、「もうほんとに限界」「今すぐ辞めたい」ってときにすぐ行動できますよ!
「辞めたい!」と思ったらささっと書いて用意しちゃいましょう。
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上司との会話は録音する
いざ仕事を辞める、となったときに退職について口頭で話し合う機会が増えます。
日頃からパワハラ気味の上司ともサシで話さなあかんなんて…って気分ですよね。
さらに残念なことに、この退職について話すときには揉める場合もあります。
その話し合いの場で、退職することについて嫌なことを言われるかもしれません。私の場合は、退職日さえ、うやむやにされかかりました。
そんな言った言わないの問題を発生させないためにも、退職の話をするときには録音をしておくのがおすすめです。
あまりにもひどいことを言われたら、録音した音声を労基や労働局に持っていってやればいいんですよ。
引き止めにあったら強い退職の意思を示そう
ブラック企業はいつも人手不足です。どんなに日頃あなたにひどい扱いをしていても、いざ辞められると困るのがほんとのところ。
よほど嫌われているならその限りではありませんが、まあ必ずと言っていいほど引き止められます。
そんなときには、強い退職の意思を示して、何を言われても
「いえ、もう辞めるって決めたんで」
を貫きます。
または、その会社では解決できないことを退職理由として伝えるのも有効です。
例えば、
「実家に帰ることになった」とか
「今の仕事とは全く別の仕事がしたい」とか。
さらに上級テクニックとしては、「こいつやべーよ…」と思わせるという手もあります。
「どうしても馬でアメリカを横断するレースに参加したくて…」とか、
「一族の仇を倒しにエジプトに行かなあかんのです」とか。
あかん、完全にやべーやつだせ…。
日頃雑な扱いのくせに、こちらが退職を申し出た途端に優しい態度をとってくることもあります。
それにほだされず、「この会社辞めてやる!」という意思を強く持つことが、ブラック企業からの自由を掴む方法です。
引き継ぎ資料を作っておく
心身ともにギリギリ状態で仕事を辞めるとなると、最悪2週間で職場を去る状況も考えておかなくてはなりません。
そうなると、同僚や他の部署から移動してくる人、新規採用された人があなたの仕事を引継ぐことになります。
もし、「そんな人たちなんてどうでもいい」と思うのなら放置しておけばいいですが、できるなら引継ぎ資料をつくっておきましょう。
整理された資料があれば、仕事を辞めたあとに会社から連絡を受けなくて済みます。
仕事を辞めたあとの平穏のために、簡単なものでいいので引継ぎ資料はつくっておくのがおすすめです。
それに、嫌で辞める仕事でも、「立つ鳥跡を濁さず」って姿勢、ちょっぴりかっこいいじゃあないですか。
デスク・ロッカー等を整理する
あなたが日頃使っているデスクやロッカーの中・周辺を整理しておくことで、文字通り「いつでも仕事を辞められる状態」をつくれます。
職場に置く私物を最低限にしておくことで、退職届を出したその日から二度と出勤することなく辞めることも可能です。
片付けには思いのほか時間がかかりますから、「辞めたい」と思ったらすぐ整理を始めてください。
ブラックな仕事なんて辞めていい
私が実際に行った退職の準備について、ご紹介してきました。
退職するための準備は、
- 資金を確認
- 退職願・退職届を書く
- 上司との会話は録音する
- 引き継ぎ資料をつくる
- デスク・ロッカーの整理をする
でした。
あなた自身が退職するイメージ、湧いてきましたか?
そもそもブラック企業で壊れるまで働く必要なんてないんですよ。
「3年は耐えろ」とかよく言いますけど、得るものがないと思ったら、3年も時間をかけるのもったいないと思いません?
そりゃあ、私自身退職するのに不安はあります。
「お金はもつかしら」
「次の会社採用してもらえるのかな…」
とかね。
でも、それを恐れて行動しなかったら、ずっと苦しいまんまです。
私はそっちのほうが嫌やな。
実際に退職するところまで行動に起こさなくても、「いつでも辞められる状態」にしておくだけでだいぶ冷静になれます。
お守りみたいなものだと思って、ぜひ試してみてください。
一緒にブラックから抜け出して、自分のしたい働き方を叶えましょうね!
(2018.4.16追記)
ついに、ついに…ブラック企業から脱獄でしました…!
ブラック企業のしんどさに苦しんでいたかつての私よ…、お前にははかり知れぬことだろうが言っておく…
「天国の時はきたッッッ!!!」
to be continued➸