「このマンガがすごい!2018」にも選ばれて、アニメ化も決まった『約束のネバーランド』。
連載当初から「ジャンプらしくない」と話題でしたが、ストーリーが進むにつれ考察しがいのある展開になってきました。
私と同じく考察厨のあなたなら、ハマる可能性大です!
なんとなく食わず嫌いでまだ読んでないあなたのために、「どのへんが考察できんの?」という疑問にお答えしますね。
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2018.8追記
アニメでのメインキャストの声優さんが発表されましたね! 内田真礼さん(ノーマン役) 諸星すみれさん(エマ役) 伊瀬茉莉也さん(レイ役) とのこと。グッド、おもしろくなってきた!
ジャンプらしくない?『約束のネバーランド』の魅力
最近アニメ化も決まって、書店でも大々的に宣伝されてるので見たことがあるかもしれませんね。
(2018.0628追記)
ノイタミナで1月からアニメ放送することになりましたね!
安心と実績のノイタミナならしっかり作りこんでくれるでしょう。楽しみ!
『約束のネバーランド』とは
白井カウ先生原作、出水ぽすか先生作画。
週刊少年ジャンプで連載中の脱獄ファンタジー。
孤児院で生活する子どもたちは、穏やかで楽しい日々を送っていた。その施設のルールは、「12歳になるまでに必ず施設を出る」ということ。けれど、養子になって孤児院を出たはずの子どもたちは、実は食糧として"鬼"に売られていた…。
そのひとつの事実をきっかけに、子どもたちは孤児院や鬼の世界からの「脱獄」を目指しはじめる。
といった内容です。
ここまで読んで、あなたは思ったことでしょう。
「あーあれやろ?グロ表現があるデスゲーム系?そーゆーの、興味ないね」と。
…舐めてもらっちゃあ困る。
このJolyne、デスゲーム系グロを持ち上げるようなミーハー的ミスは決してない、と思って頂こうッ!
ただのグロマンガじゃあ、考察はできません。
確かに物語の進行上、グロ表現や不気味な雰囲気が描かれることはあります。けど、『約束のネバーランド』の核心はそこじゃあない。
詳しい考察ポイントは後でお話しますが、『約束のネバーランド』の最大の魅力は、自由を得るためにもがく姿なんです!
現実で日々もがく自分と子どもたちの姿が重なって見えます。まさに「少年」らしいマンガ、それが『約束のネバーランド』です。
『約束のネバーランド』のメインキャラは3人
『約束のネバーランド』はたくさんの子どもたちが出てきますが、メインキャラは3人。
この3人だけ覚えていれば、問題なく話についていけますよ!
『約束のネバーランド』のメインキャラ①ムードメーカーな女の子 エマ
『約束のネバーランド』1巻(ジャンプコミックス)より引用
『約束のネバーランド』における主人公。
- 運動神経バツグンで、学びとる力が強い。
- 理想が高く、大胆な性格。
- リーダー的存在
『約束のネバーランド』のメインキャラ②冷静沈着なクール男の子 レイ
『約束のネバーランド』1巻(ジャンプコミックス)より引用
博識で知能が高い、クールな参謀。
- ミステリアスな雰囲気をもつ。
- 危機的状況でも冷静な判断力を発揮できる。
- レイの生まれには秘密がある
『約束のネバーランド』のメインキャラ③超切れ者の男の子 ノーマン
『約束のネバーランド』1巻(ジャンプコミックス)より引用
賢さでみんなから頼りにされるお兄さん。
- 圧倒的な知能の高さを誇る。
- 物腰は柔らかいので、みんなから慕われている。
- 賢さゆえに、「実現可能かどうか」というところと「理想」との間で苦しむこともある。
基本この3人だけ覚えておけば大丈夫。
子どもたちの他にも、何人か重要な立ち位置にいる大人もいるのですが…。
それはまた読みながら、あなた自身で知っていってほしいな。
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『約束のネバーランド』の考察ポイント※ネタバレあり
さて、ここからは『約束のネバーランド』コミックス7巻までのネタバレを、ちょこっと含みます。
「なんだか読みたくなってきたぜ!」というあなたは、先を全く知らないまま読むほうがおすすめですよ。
いいですか?忠告しましたからね?
では、考察厨Jolyneによる『約束のネバーランド』の考察ポイントを、ネタバレありでお届けします。
絵にも考察のヒントが…!?
絵のなかにも伏線、とは白井先生の言葉。
このあたりはマンガやアニメならではですよね!
特に今回の7巻で感心したのがこのコマ。
『約束のネバーランド』7巻(原作白井カウ、作画出光ぽすか、集英社出版より引用)
偉そう、怖そうな雰囲気と威嚇を表しているポーズなんやろなぁ。
と思うじゃあないですか?実はこれ、彼の生活を示唆するものだったんです!
靴の底に注目してください。すり減ってますよね?
そう、彼は長時間または何回も外で活動しているってことが、絵だけで描かれてるんですよ。そして、それがとても重要な意味を持つ…。
いやすごくない?
こんなに絵をじっくりと見て考えさせてくれるマンガって、なかなか無いですよ。
(2018.5.31追記)
約束のネバーランドがついにアニメ化決定しましたね!
きっとアニメでも伏線張りまくりで、背景にもヒントがふんだんに描かれることでしょう。
1話を2、3回は観ないと気づかないとかもありそう…。
ますます考察が楽しみになりますね!
世界観を考えさせてくれる
作品の世界観を考えることは、考察厨にとっての最大の楽しみです。
世界観を考えさせてくれる作品と言えば、有名どころだと『エヴァンゲリオン』シリーズや『魔法少女まどかマギカ』がありますね。
『約束のネバーランド』も、ばっちり世界観を考えさせてくれるマンガです。
孤児院とは何なのか?鬼はなぜ人を喰うのか?旧時代なのか?未来なのか?鬼とは?子どもとは?大人とは?人間とは?
もう考えてる間は、脳内麻薬がドバドバ出てるのを感じます。世界観考えるの楽しすぎィイー!
『約束のネバーランド』の世界観は、『進撃の巨人』に近い感じがします。
スケールはやや小さくなるものの、『約束のネバーランド』も十分驚きの世界を見せてくれますよ!
考察できるストーリーって、ほんと楽しいですよね。
誰が黒幕でもおもしろい
黒幕を考える楽しさは、『名探偵コナン』が教えてくれました。いやあ、絶対最初は阿笠博士やったって!笑
そこからわかる通り、どのキャラも黒幕としてアリな作品はおもしろいです。何通りも考えられますから。
『約束のネバーランド』では、本当に誰が黒幕でもおもしろい展開になっています。そして、誰もが黒幕の可能性がある、というところも考察しがいがあるポイントですね。
私は、ノーマンかフィルが黒幕になるとおもろいな、と勝手に期待してます。笑
考察好きなら『約束のネバーランド』はかなりおすすめ!
「ジャンプらしくない」「ジャンプにしては地味」なーんていろいろ言われてますが、『約束のネバーランド』は考察好きならかなり楽しめる作品です。
確かにジャンプっぽくないし、最初はスケールが小さい地味な話に見えるけどさ…。
そんなアウトロー路線、ちょっぴりかっこいいんじゃあねーかよ、と思うのです。
作中の子どもたちの姿にも重なりますね。「既存の枠から脱獄してやる!」って感じがして、勝手に共感してます。
作者のお二方の思想、作中の謎、世界観をいくらでも深掘りできそうです。考察好きなら、2巻目あたりでもうかなり夢中になれるはず。
『約束のネバーランド』で、考察の快感を味わってほしいです。
もうほんと読んで!
めっちゃおもろいから!
【こんな記事も書いてます】
『青野くんに触りたいから死にたい』っていうすごいマンガに出会ったんですけど、こちらもなかなか考察させてくれるマンガでした。無料で試し読みもできるので、ぜひ見てください!
to be continued➸